韓国ドラマ「ホテルデルーナ」15話～16話（最終回）-あらすじ＆ネタバレ

チョンミョンをあの世まで送って行ったマノルは1ヶ月経っても戻らなかった。皆はもうマノルは戻らないものと考え始める。しかし、マノルは踵を返した。

薬房のマゴ神が次の満月に向けて、新しい月霊酒を作っている。しかし、一番最後に入れる一番大事な月霊草の花がない。

チェ客室長はチャンソンに霊眼を失う薬を渡す。万一の時は渡すように、マノルに頼まれていたと言う。チャンソンは薬をそっと元の場所に戻す。

マゴ神がチャンソンに200年前の満月堂に行って、月霊草を取ってきてほしいと頼む。一瞬ためらったチャンソンだが、行くことにした。200年前のマノルであっても会いたいと思ったから。

月霊樹の向こうにある門をくぐっていくと、そこは朝鮮時代の満月堂。向こうは知る由もないが、チェ客室長やキム博士を見かけてほっとするチャンソン。月霊草らしき花を見つけ近寄る後ろから、聞きなれた声が。

男装のマノルの姿を見て、思わず名前を呼ぶ。マノルは貧乏神のマゴ神に心底困っていた。チャンソンがマゴ神と親しいと見て、博打をやめるのを条件にマノルの頼みを引き受ける。マゴ神と囲碁で勝負したチャンソンは見事勝利し、退けることに成功する。

月霊草を手に入れたチャンソンは、後ろ髪を引かれる思いで満月堂を後にする。そして、マノルは帰って来た。

一方、ヒョンジュンはヒョンミの危篤の知らせに病院に行く。ヒョンミは一命を取り留めたが、ヒョンジュン（テソク）と名乗る人物をじっと見る。

ヒョンジュンは爆撃で両親を失い、眼を怪我した妹を連れ山中を行く途中、銃を突き付けられた。なんと、幼馴染のテソクだった。ヒョンジュンは服と荷を奪って逃げようとするテソクともみ合いになり撃れてしまう。息絶えだえのヒョンジュンは、テソクにヒョンミを連れて行くように頼むが…

高句麗時代。
幼いマノルと両親は山賊に襲われ倒れていた。一人、息のあるマノル。時間の問題だから連れて行こうとする死神にマゴ神は言う。

「この短い間に結ばれる縁もあるのだ。」と。

そこに通りかかる人影。なんと、子供のころのチャンソンと父だった。チャンソン少年は元気のないマノルに、きっと君の両親はどこかにある月の宿にいると慰める。

現代。マゴ神はマノルの残された時間は、次の満月までと伝える。マノルはあまりの時間のなさに切なさを募らせる。

デルーナのバーテンダーキム学士は、淫乱書生の小説を書いた作家の霊の話を青ざめて聞く。出版を止めようと、出版社に姿を現すも宣伝になると喜ばれる始末…

キム学士はただ、人々が生活する様子を観察するのが好きだった。そんな人々を生活ぶりを面白く書いた小説のためにキム博士は低俗な人物との評価を受け、科挙の首席合格を取り消されてしまったのだ。

淫乱書生の汚名を着せられ、無念でならないと言うキム学士。

チャンソンはキム・シイクの子孫と偽り、その原稿を引き取ることに成功する。出版は食い止められたが、それだけでは汚名はそそげない。作家の霊と作家志望の霊との協力で、立派な学士だったとした小説を書きあげ出版に至った。

満足したキム学士は一足先に笑顔で逝った。

ヒョンジュンはヒョンミとともに、チェ客室長は自分の答えを得て、最後にマノルと抱き合い笑顔で逝った。そして、残るはマノルだけ…

マノルには、どんなエンディングが待っているのか。
どうぞご自身の目でお確かめください（笑）

朝鮮時代のマノルは暇を持て余して博打に興じ、貧乏神に付け入られてしまいます。それを救ってあげたチャンソンは、現代と同じように馬を売らせ、趣味は食べ道楽を推奨する。ここは現在にも続く面白いシーンです。

明るくて優しいヒョンジュン。ヒョンジュンにも70年経ってもまだ逝けない、つらい過去がありました。学校が好きだったヒョンジュンのために、卒業式をしてあげホテルの顧客もみんな喜んでくれる。

ユナはヒョンジュンが逝ってしまうのが寂しくて、なんとかホテルを継続してほしいと願います。最後はユナのような子と恋ができて、ヒョンジュンも幸せだったかなと思います。

キム学士の書いた小説とは、作家実生の有名な小説で韓国では知らない人がいないそうです。チェ客室長はユン家の子供を宿した女性の言葉に救われるのです。ヨンスとミラは結婚することになり、マノルはヨヌを大切にするようにミラの心にまじないをかけます。

そして、マノルの逝き方は…

いつの回もマノル役のイ・ジウン（IU）は美しくて、ファッショナブルでした～チャンソン役のヨ・ジングも子役時代から見てますが本当に素敵になりましたね。次の作品にも期待したいと思います。

ホテルデルーナはM-netにて絶賛放送中！

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